株式投資の世界にも、天才・秀才・凡人はいます。天才は気の向くまま、思うまま行動して大金を手にし、秀才は勉強を重ね、トレード技術を磨き、結果を残し、凡人は勝ったり負けたりの繰り返し。俗に言う、勝ち組が上位5%の天才・秀才の集合体だとしたら、残りの95%である凡人たちはずっとカモのまま、勝ち目はないのでしょうか?
お金を稼ぐというのは、それが何であっても難しいものです。事実、本業で稼ぐことが大変なことは誰でも知っています。それなのに、なぜか、株式投資ということになると簡単に儲かると感じてしまう傾向が見られるのです。
株式投資は難しいです。テクニカル分析やファンダメンタルを駆使しても、時間軸を長くする長期投資をやってみても、一時的に儲かることはあっても、継続して、安定的に儲けるのは至難の業と言わざるを得ません。このことを理解しなければ、凡人の域から抜け出すことはできません。
実は、ひとつ、方法があります。それは、普通の株式投資は捨てて、オプション取引をすることです。オプション取引とは、「時間価値は必ず減衰する」という永遠の真理を味方にする方法です。なぜ、普通の人にもオススメできるかというと、普通の株式投資ではできない、オプション取引独自の有効なやり方が可能になるからです。例えば、次のような戦略があります。
正誤表
本書の表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
◆46ページ 6行目&8行目
(誤)マルチファクターモデル
(正)マルチファクター・モデル
◆49ページ 小見出し
(誤)小型株バリュー・モメンタムのエビデンス
(正)小型株・バリュー・モメンタムのエビデンス
◆240ページの1行目
(誤)株価が43ドルの時、45LEAPSプットを3ドルで買い、40LEAPSプットを1ドルで売る
(正)株価が43ドルの時、45LEAPSプットを3ドルで売り、40LEAPSプットを1ドルで買う
◆253ページの表のタイトル
(誤)合成株式ポートフォリオ(コール買い+コール売り)の〜〜
(正)合成株式ポートフォリオ(コール買い+プット売り)の〜〜
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