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2010年9月11日発売
ISBN 978-4-7759-4902-3 C2076
定価 本体1,200円+税
A5判 ソフトカバー 224ページ
著 者 ポーカー侍
【著者 ポーカー侍より】
この本は私が弟子のれむにポーカーのイロハから勝ち方までを講義したその記録です。れむは秋葉原で女流雀士をやっていますが、ポーカーを教わりたいと私のところにやって来ました。世界で人気のポーカーの3大ゲーム「テキサスホールデム」「オマハ」「7カードスタッド」のプレイの仕方と勝つために必要な戦略の基礎を、れむへの講義でくまなく解説しました。本書では、読者の親しみやすさ読みやすさを考慮して、その時の講義を再現しました。
弟子のれむがそうだったように、初めての人でも、本書をマスターすれば、すぐにポーカーで楽しんで遊べるようになるはずです。
この講義ではメインのテキサスホールデムに加えて、ポーカー3大ゲームの主な8つの種目について、全くの初心者でもわかるように初歩の初歩から勝つために必要なことまで懇切丁寧に解説しました。
・リミットホールデム
・ポットリミットホールデム
・ノーリミットホールデム
・オマハハイ
・オマハハイ&ロー
・7カードスタッド
・ラズ
・7カードスタッドハイ&ロー
この講義の内容を身につければ、国内の競技ポーカーイベントやアミューズメントポーカーハウスでプレイできる知識と実力がつくのはもちろん、海外のマカオ、ラスベガス、韓国、船上のポーカークルーズなど世界中の様々なカジノで楽しみながらポーカーをプレイできる実力がついているはずです。
勝つために大事なことは、戦略の基礎を学ぶこと。それと実戦を重ねることです。ポーカープレイヤーは様々で、そのプレイスタイルの違いだけでなく、キャラクターも人それぞれです。対人ゲームであるポーカーでは、国内外の様々なプレイヤーと対戦して経験を積むことが何よりも大事なことです。この本で知識をつけたら十分に練習して、そして多くのプレイヤーと対戦してほしいと思います。
この本をマスターしたあなたには、もうその実力はあるはずです。
そしてポーカーを楽しんでくれることを願います。
推薦の言葉 登場人物紹介
第1章 ホールデム1.開講2.ポーカーというゲーム 3.ポーカー用具 4.ポーカーの役 5.ホールデムのゲームの流れ 6.勝負の判定 7.アクション 8.ベット、レイズの金額 9.オールイン 10.リングゲーム 11.ポーカートーナメント 12.ポーカー侍からのアドバイス 13.戦略の基礎 14.ハンドランキング 15.フロップ後の勝利確率 16.オッズの基礎 17.ポジション 18.レイズで参加は基本 19.プリフロップの基準 コラム~ポーカークルーズ~ |
第2章 オマハ1.オマハ2.オマハハイの基本戦略 3.ローゲーム(ローボール) 4.オマハハイ&ロー 5.オマハハイ&ローの基本戦略 6.具体的なゲーム進行 コラム~日本では馴染みのないテレビ放映~
第3章 7カードスタッド1.スタッド系ゲーム2.7カードスタッドのルール 3.7カードスタッド(ハイボール 4.7カードスタッド(ハイボール)の流れ 5.ラズ(ローボール) 6.7カードスタッドハイ&ロー 修了問題
講義を終えて |
その翌年、2005年のWSOP(ワールドシリーズオブポーカー)メインイベントで快進撃を見せてくれた“ポーカー侍”。ラストハンドは、98%の優位な状況でのオールインとなったが、前年のチャンピオンであるグレッグ・レイマーに凄まじいバッドビートを食らい、110位で敗退。だが、当時小さかった日本のポーカーコミュニティーは、日々沸きに沸き(そこまでに都合10日かかっていた)、日本人でも世界に伍して戦えるんだということを身をもって示していただいた。なお現在も彼の記録は、日本人のベストリザルトである。
現在は、トーナメントプレイヤーとしては一線から退かれたが、ポーカーというゲームの日本における普及に力を注ぎ続けている。
この度刊行された『ポーカー教室』も、彼の“ポーカーの面白さ、奥の深さ”を多くの日本人に伝えたいという思いが強く伝わってくる。初心者・初級者向きに書いたとうかがったが、“ゲームそのものに勝つことを目的としていない”“フォールド(降りる)という判断はとても重要” などの言葉に、いまでこそポーカーにどっぷり浸かって勝負している私も、改めて刮目させられた次第である。
やはり、この人の言葉にはいつも新たな発見がある!
Motoyuki Mabuchi a.k.a."MOTO"
ラスベガス在住。2010年8月現在、日本人のポーカートーナメント生涯獲得賞金ランク1位(ヘンドンモブ調べ)。2007年4月にラスベガスベラッジオホテルで開催されたWPTファイブスター1500ドルイベントでメジャートーナメント初優勝。日本人初のブレスレットホルダーとなる。
ただ、日本ではポーカーの教材が少ないのにはまいった。海外の書店にポーカー関連の本を探しに何度か出かけたことか。当然のことながら外国語で書かれたものばかり。十分な理解ができるとも思えず、買うのは断念していた。 そんな私にとっては、うってつけの本が出版された。第1回全日本ポーカー選手権(AJPC)でトーナメントディレクターを務めた渡邉元さんがポーカーの入門書を出したのだ。
基本的なルールや用語から始まり、ハンドのランキング、勝利確率、オッズの計算という確率の分野や、ポジションによる打ち方といった戦略的なことまで、いままで知りたかったことが1冊の本になっている。
それも、初級者のれむに質問、説明を繰り返し、教えるという形をとっているので、とても分かりやすい。麻雀プロを目指しているというれむが、ドローのことを両面待ち、テンパイといった麻雀用語を使ったりするのも、私には実にほほ笑ましく、親しみやすい本になっている。
これからホールデムを始めてみようと思っている人には、ピッタリの1冊だと思う。
金子正輝(かねこ・まさてる)
最高位戦日本プロ麻雀協会副代表。名人位・最高位など、麻雀界のタイトルを多数獲得。なお、日本麻雀最高位決定戦進出通算19回の新記録をもち、現在も更新中である。
*画像をクリックいただくと、youtubeへリンクいたします。
なお、このURLは予告なしに変更または削除されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
ページ数 誤 正 P.35
9行目$150~$700の間で ⇒ $150からポットの上限額である$700にみつるまで(レイズ メイク額$450) P.73
表内19段目66% ⇒ 66 修了問題 Q4
P.200 10、11行目マキシマムレイズの金額 ⇒ マキシマムレイズがなされた場合のポットの総額 修了問題 Q4
P.200 16行目マキシマムレイズの金額 ⇒ マキシマムレイズがなされた場合のポットの総額 修了問題 A4
P.203 2~5行目全文書き換え ⇒ ボタンのアクション前までに賭けられた金額は、100+50+150=$300。
ボタンがコールするのに必要な金額は、$150。
ミニマムレイズがなされた場合のポットの総額は、300+150+(150-50)=$550。
マキシマムレイズがなされた場合のポットの総額は、(300+150)×2=$900。
修了問題 A7
P204 1行目Q7 ⇒ A7
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